光触媒について

 
光触媒とは
二酸化チタン
が、太陽光や照明の光の力を利用し、悪臭や細菌等の有害な有機物(有害化科学物質)を分解(無害化)する事です。
効果としては、食中毒の原因となる大腸菌や黄色ブドウ球菌、MRSAなどの細菌やウイルスを強力に分解無害化し、また、住宅建材や家具に含まれ、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)など、健康に悪影      響を与える有害物質を効率的に分解します。 病院や介護施設等の院内感染やウイルス感染予防対策など、また保育園・幼稚園・学校など集団生活を必要とする場所で健康・清潔な環境を保つ活躍をしています。




二酸化チタン

二酸化チタンは天然のチタン鉱石から取れる材料で、白色顔料や紫外線吸収剤として塗料など、また化粧品、歯磨き粉や食品添加物などに用いられる安全な材料です

分解(無害化)

酸化チタンに光を当てることにより、強い酸化反応や還元反応が起こりやすくなり、さまざまな物質が水や二酸化炭素などに分解されます。

揮発性有機化合物(VOC)

常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロエタンなどの有機塩素系化合物がある。





●他の抗菌剤との比較●
光触媒の抗菌・殺菌力はとても優れており、通常の抗菌剤と比較すると効果の違いが分かります。



 通常の有機系抗菌剤
(ペニシリン等の抗生物質)

・即効性がある
・抗菌・殺菌効果は、細菌の種類によって薬剤の種類も限られる。
・1つの薬剤を使用し続けると、その薬の効かない耐性菌が生まれてしまう。
・薬の作用で殺菌できても、感染症の原因となりえる死骸等の毒素処理ができない
 
   無機系抗菌剤
  (銀・銅等の金属)

・殺菌ではなく、菌の活動の抑制作用。
・長期的に効果が持続する。


    光触媒
細菌の種類を問わず作用する(上記の薬等が効かない細菌にも作用する)。
・耐性菌が生まれる可能性が少ない(原理上ゼロに等しいと考えられている)。

感染症の原因となりえる細菌の死骸等まで、分解・除去できる
・抗菌・殺菌力を働かせる為には、光が必要。 



低照度可視光型光触媒

   


        細菌類の分解能力実験(弊社使用光触媒『QV-5』)







QV-5は
従来の可視光応答型光触媒をさらに改良し、低照度環境での反応と悪臭の吸着性能を高めた最新の室内用光触媒です。これまでの可視光応答型と比較して、3〜5倍以上も触媒が活性化するので、蛍光灯などの紫外線の少ない室内環境でも、高い分解力を誇ります。


【特 徴】
・低照度環境での反応効(300Lux)
・臭気ガスを吸着するため、消臭効果が高い
・細菌類を吸着するため、抗菌効果が高い
・多種多様な基材と強固に結びつく高い密着性
 


  汚れの分解能力実験 



             @                         A




@タイルの左半分にQV-5を塗布後、汚れとして市販の青色インク(有機物)を全体にスプレーした。
A直射日光が当たらない場所に1時間放置した。

QV-5を塗布した部分(@A各左側)は汚れを完全に分解除去しているのがわかります。








ハイブリッド触媒(光触媒+空気触媒)                   

             



光触媒と空気触媒は、表面に活性酸素を発生させ、接触してくる悪臭や細菌などの有機物を分解する事で消臭抗菌効果を発揮します。分解後は無害な水と炭酸ガス(二酸化炭素)だけが残ります。光触媒は太陽光や蛍光灯などの紫外線を、空気触媒は空気中の酸素と水を利用して活性酸素を発生します。



Q-5は

空気触媒と光触媒を配合したハイブリッド触媒です。

空気触媒であるリン酸チタニア化合物は、活性化に光(紫外線)を必要しない為、暗室や夜間でも触媒が働きます。

また、光が当たる場所では『光+空気』両方の触媒が作用するので、効果的に有機物を分解します。


  【特 徴】
・暗室での有機物分解効果
・乾燥後、白い跡が残りにくい


消臭コート



 施工面に悪臭の分子が接触すると。イオンの交換反応が起こり、においの分子をを強力に吸着します。

一度吸着したにおいは二度と再放出されないため、悪臭を次々と吸着除去していきます。また光触媒や空気触媒の様に有機物を分解する時間が必要ないため、瞬時に消臭する即効性があり、さらに暗所でも同様の効果があります。




イオン交換反応とは

空気中を浮遊するニオイ成分には、酸性やアルカリ性など違う極性をもってます。酢酸(体臭に多く含まれます)・イソ吉草酸(足、靴から発生するにおい)なら酸性、アンモニアならアルカリ性といった具合です。ですから、それらのニオイ分子を消臭するには、例えば酸性ならアルカリ性で、逆にアルカリ性なら酸性の物質で「中和」してしまえばよいのです。

同じように、ニオイ成分は、プラスとマイナスという異なる極性をもっていて、自分とは反対の極性物質と接すると化学的に中和されて即座に無臭物質に転換されてしまうのです。これをイオン交換と言います。





【特 徴】
・セラミックの「イオン交換技術」により、光触媒では難しかった即効性と暗所作用を実現
・1日1箱喫煙する場所でも、約3.6年の長期持続性を維持
・銀イオンの配合により、消臭と同時に抗菌効果も発揮
・多種多様な基材と強固に結びつく高い密着性

  
   消臭試験表
(弊社使用消臭抗菌コート『SS-5』)






SS-5は

光触媒の開発技術から生まれた、次世代の抗菌消臭コート剤です。空気中を漂う悪臭が施工面に接触すると、イオン交換方法で悪臭を瞬間的に吸着し消臭。さらに銀イオンの配合で抗菌力も発揮します。光触媒にはない即効性と暗所での作用を実現しました。


 

防カビ

                                                                                    

カビや細菌の細胞には、細胞壁・細胞膜・核膜が存在します。

弊社使用の防カビFはこの中の細胞壁だけを破壊する事で増殖を阻止します。さらに合成を阻止された菌は、同種の菌に危険信号を発信し危険信号をキャッチしたほかのカビ細菌は、長い間その場所に近かずかなくなります(忌避効果)。一般の防カビ抗菌剤は、細胞壁から核まで破壊してしまう為、危険情報の伝達がなされず、耐性菌が出来やすいのに対し、防カビF     は長期的に防カビ・抗菌効果が持続します。



      
       カビ抵抗試験
(弊社使用『防カビF』)








防カビFは

一般的な室内はもちろん、浴室などの水周りでも長期的に効果が持続する強力なカビ防止剤です。

従来の防カビ剤と比較し、抗菌スペクトルが広く、防カビ・抗菌・防藻(計397種)に対して有効的な抑制効果を発生します。住空間には80属60菌、建築物には120属120種のカビが存在すると言われますが、これら全てに効果が認められています。防カビ性能もこれまでにない抑制効果と低毒性で、非流出系の薬剤ため多種多様な場所で利用でき、かつ長期的に効果が持続します。


【特 徴】                     
・暗所や湿度の高い場所で防カビ効果を発揮
・真菌223菌、細菌147菌、藻類27種の合計397種の菌に対して効果を発揮
・乾燥後は非流出系であるため、長期的な防カビ・抗菌・防藻効果を持続
・防カビ剤の安全性が極めて高い
・複合剤のため、耐性菌ができにくく、化学的に安定している




施工例

                                                               車内の消臭抗菌
使用に伴う様々な臭いを分解除菌致します。
車内でタバコを吸われる方や、車内に色々な荷物やペットなどを載せる方などに効果的です。



お部屋の消臭抗菌・汚れ抑制に

お家の中の気になるニオイ!!
トイレが...
ペットのニオイが...
何かが臭うな?...
うーん...シックハウスが気になる...
色々なニオイや菌がお家の中に充満しています。
それらの消臭・抗菌・抑制に!!







    *本ホームページに記載されている性能、数値などはメーカー試験値であり、保証値では御座いません。